第27章 愛しき日々よ
災害ってテーマだけど、
翔ちゃんの明るさで、
番組は終始和やかに進んで終了した。
和やかすぎて....
俺は、途中で...寝た...
「...とし..智..風邪引くよ..」
気がつくとソファで丸まって寝てて、
俺のこと、
すげーイケメンが覗き込んでた。
「...あ..しょおちゃん..」
な~んだ♪イケメンは、俺の大事な、
恋人だった(^^)/
↑単なる自慢ですよね~?
「おかえり~♪」
寝惚けてる俺に、
深夜らしからぬキラキラ笑顔で、
「ただいま♪こんなとこで寝ちゃ、
ダメでしょ~?ベッド行って寝な!」
って言った。
俺の母ちゃんかよ(^^;
でも、そんなふうに言われるの、
嫌いじゃないんだぁ♪
「抱っこして連れてって~❤」
甘えて両腕をつき出してみる。
「はあ~?自分で行けんだろー?」
その突き放した感じも、堪んない❤
「行けない!!また、このまま、
ここで寝ちゃうし///」
「しょーがねーなー...」
翔ちゃんは、笑いながら、
俺の身体を、ひょいと抱え上げた。
キャッ///お姫様抱っこ❤
俺は彼の首にしがみついた。
....んで、しがみついたまま、
ベッドに下ろされても、離さない♪
「ほら、着いたよ...離して..」
「や~だ♪離さないよ?
...ちゅうしてくれたら、離れてもいい..」
「全くぅ....」
ちょっと困ったふりしてさ、
それってポーズでしょ?
知ってんだから、俺...
翔ちゃんは、ゆっくりと顔を近づけてきて、
俺の唇を食べた。
つっかまえた❤
俺は、待ってましたとばかり、
彼の首を、もっと引き寄せてやった。