第26章 ようこそ、我が家へ!
全裸の俺たちが、
仁王立ちなのも、どうかと思うよ。
まあ、それは、
後で気付いたことで、
このときは、廊下のふたりに
目も、心も、奪われていて、
フル◯ンなのは、
すっかり、忘れてたわけで...(^^;
相葉くんがこの状況について、
白状したのは、こうだ。
リビングで、1回交えたふたりは、
寝室の3人の様子をこっそり、
見に行こうかということになり、
ドアの隙間から、
ベッドで縺れる俺らを覗いているうちに、
ふたりとも、欲情し、
そこで、そのままおっぱじめた!
...という訳らしい(-.-)
全く、いい年してさ、
なにやってんだか///
↑あなたには、言われたくないんじゃ..?
こんな俺たち5人の、
夜の事情を、ファンが知ったら、
確実に、終るでしょ...(((^_^;)
まあ、そこはね...
俺たちの、
俺たちだけの、
俺たちのルールだからね...
深夜の高級マンションの一室。
ひとりは、乱れたレースクイーンで、
他は全裸の30台の男たち....
「何でもあり、にも程があるよね(^^;」
智が笑うと、
みんな笑いだした。
それから、
5人で風呂に入って、
もうそろそろ寝ようかね...
ってなったのは、3時近かった。
やっと、二人になったベッドの上、
俺の腕枕で、智は寝落ち寸前だ。
「...翔ちゃんが、ニノとやってんの見て、
何で俺、興奮したんだろ...」
笑ってる彼は、
俺に髪を撫でられて、
猫みたいだ。
「....また、やりたいの~?」
そう聞くと、
「もう、やだ...俺だけの翔ちゃんが、
やっぱりいいもん❤
ニノには、もう触らせたくないよ...」
そんな彼の頭を、
俺は、黙って引き寄せた。
その安心感の中で、
俺は、いつものように目を閉じるんだ。