第21章 メリクリ!!
【 智side 】
さわさわと、
そーっと触るから、
思わず鳥肌が立つ。
太腿の奥の方まで手が伸びると、
「..んっ..」
思わず声が出ちゃう。
翔ちゃんの手つきが、
なんだか、いつもよりも、
イヤらしくて....
....いや、待て..
俺の方がいつもより
感じやすいのか..(〃ω〃)
「あっ...翔ちゃん..まだ、ダメだよ..」
ふと見ると、
ソファの向こうから、
ニノと相葉ちゃんが、じっと見てた。
「ちょっ..翔ちゃん!!」
俺が慌てて、スカートを下げると、
彼らをちらっと見た彼は、
「見てんなやー!」
と、余裕の笑顔で。
「もう、始まっちゃうのかと
思ったからさ..」
ニノに揶揄われて赤くなる俺と、
相変わらず、俺の太腿を
さわさわと撫でながら、
「まっ、ゆっくりやりますか♪」
と、妙に堂々とした翔ちゃんは、
対照的だった。
ふたりが酒とケーキを差し入れてくれて、
俺たちは、ニノのマジックを見たり、
和気あいあいと、賑かに、
パーティーらしい雰囲気を満喫した。
そして.....
「さてと」
ニノが立ち上がりかけて、
「俺、シャワー借りてもいい?」
と言った。
シャワーがまだだったニノが
行ってしまうと、
相葉ちゃんが、
「翔ちゃん、折角だから、
美女ふたり侍らして、
写メ撮ろうよ♪」
と俺にくっついてきた。
「ちょっと、相葉ちゃん!
くっつきすぎだよ//」
....一応ね。
その人さ、俺んだから♪
俺たちは何枚か、
スリーショットで写メを撮った。
両頬にチューされて、
翔ちゃんはデレデレしてた..('ε'*)