第19章 誕生日、おめでとう!
彼の頭を押さえ、
角度を変えながら口づけ、
酸素を求めて薄く開いたその隙間に、
舌を捻じ込んだ。
「..ん..んんっ..はぁ..ん.」
苦しげに眉間に皺を寄せる君。
逃げる舌を捉えて絡めると、
彼もそれに応えてきた。
いつもとは逆の...
ヤられる側になると、
翔ちゃんって、こんなに可愛いんだ//
初めてみる彼の新しい一面。
俺も、もうヤバい...
こんなで、最後までもつんだろうか?
彼から漏れる矯声と、
うっすら色づいていく首筋が、
堪らなく艶めいて...
ゆっくりと、唇を離すと、
翔ちゃんは、潤んだ目で俺を見上げながら、
混ざりあったはずの唾液を、
音を立てて、飲み込んだ。
......その表情と、
その音が、
俺のスイッチを、完全に押した。
肩から浴衣を脱がせると、
見慣れたはずの肌が現れた...
でも今夜は、
いつもとは、違うものに見えた。
その肩に、軽く歯を立て、
浮き出た鎖骨に口づけた。
強く吸い付き、キスをすると、
白い肌に、朱い華が咲いた。
「翔ちゃん...好き..大好き...」
舌の先を尖らせて、
胸の可愛い粒の回りを舐めると、
ソコは、ぷっくりと硬く勃ち上がる。
たまんね~//////
迷わず、その粒に吸い付くと、
彼の背中は、弓のように撓った。
「..ああ..さとし..や...」
どんな言葉も、
どんな表情も、
彼のすべてが、俺を煽る絶妙なスパイス...
俺は、左手をすっと、
彼の太腿に滑らせた。