第19章 誕生日、おめでとう!
西麻布の裏道に入ったところに、
ある店に予約を入れた。
完全に個室になってるのも
気に入って、よく使う店だ。
智に、LINEすると、
『了解』と直ぐに短い返信があった。
「俺明日、オフなんだよね~
力一杯、飲んじゃおっかなぁ~♪」
.....あのさ..怖いんですけど(^^;
マネージャーに送ってもらい、
店について、部屋に通されると、
智はもう来ていた。
「おー!早かったね」
「お疲れ~。今着いたとこだよ」
俺は、当たり前のように、智の隣に座り、
相葉くんは智の前に、腰を下ろした。
「なんかさ、ごめんね~(^^)
二人の邪魔はしないから、
仲良くやっていいよ♪いつもみたいに」
相葉くんにそう言われ、
智は困ったような顔で、笑っていた。
『お疲れー!』
ビールで乾杯し、俺たちは、
いつものように、食べ始める。
....まあ、嵐の食事会、的な感じに。
「最近どう?リーダー。
なんか、面白いこと、あった?」
「面白いことって?」
素直な智の質問に、相葉くんは、
ビックリのぶっこみを仕掛けた。
「や~、ほら、夜の?プレイとかさ?」
(アホかっ!そんなこと、答えるわけ..)
「あーあったよ!すごいの♪」
「ぶっ////」危うく、ビールを
吹き出しそうになったわ!!
おしぼりで口を拭いていると、
智が、いいこと教えてあげるとばかりに、
相葉くんに耳打ちした。