第18章 それは、ちょっとした行き違い
仕事はみんな相変わらず忙しく、
それぞれ個人の仕事に走り回っていた。
智は、新曲の振り付けを任され、
松潤とよく一緒にいた。
全く、妬けない....
というと嘘になるけど、
『お仕事』と割りきっていた。
でも、ほら、今夜も....
ベッドで一戦交えてから、
俺の腕枕で、智が今日一日の
話をし、それに俺が相槌を打つ...
いわば、一番幸せな時間だよ?
しかも、夜も12時を少し回っていた。
智の携帯が鳴った。
俺の腕から、呆気なく飛び出し、
電話に出る智に、
俺は正直、面白くない<(`^´)>
「あっ、松潤?...うん、今?
大丈夫だよ~..うん...うん....」
....大丈夫じゃないわ///
いいけどさ..
....ダメだよ('ε'*)
松潤は、一生懸命になっちゃうと、
周りが見えなくなっちゃうとこあるから、
彼に任せっきりにしてることも多いし、
今、解決したいんだろ....
まあ、ちょっと、
遠慮して欲しい時間ではあるけどね。
寛大な心で松潤は許そう...
でも。
.....なんだよ、その顔...
俺が許せないのは、
智。
お前だよ...(`へ´*)