第17章 HAPPY HELLOWEEN!!
それからしばらくは、
(さすが、プロの味)料理を堪能し、
ワインも1本開けた。
酔った勢い...でもないけど、
「さとし~、こっちにおいでよ❤」
俺は、ソファーに座り、彼を誘う。
「ん~?」
アルコールのせいか、
潤んだ瞳が...俺を煽る。
...我慢もさ、
限界を超えたんだけど...(//∇//)
素直に隣にくっついて座る智は、
もう金髪は脱いでいたけど...
どうしてどうして...
ヤバい可愛さだ。
惚れた贔屓目だけじゃなくて、
誰が見たって、可愛すぎる。
「ア~リス♪」
そう言いながら、太ももを撫でると、
「ふふふっ..くすぐったいよ~(^^)」
...これは、マズイ...
逮捕される奴に近い...
照れて俯く智の顎を、
そっと上へに向けると、
少しだけ開けた唇が、いやらしい...
ゆっくり顔を近づけると、
アリスは長い睫毛を静かに下ろした。
......そっと触れた唇を、
楽しむようにゆっくりと啄む。
上と下を交互に唇で挟み、
舌でそっと舐めた。
「...はぁっ..ん.」
甘い声を我慢しようともしない彼が、
舌を出して誘う。
...白いフリルのエプロンには、
到底似つかわしくない、エロい顔...
唇を少し離し、その顔を見つめていると、
智が目を開けて、見ている俺に気づき、
酷い!!なんて、膨れるかと思ったら...
少しだけ笑って俺の首に手を回し、
「もっとちょうだい...うさぎさん♪」
と言った。
......もうさ、キュン死でしょ!
自分も舌を出して、
智の赤いそれを舐めた。