第3章 誘惑の甘い罠
「今日はニノが、上になって。」
「えーっ..やったことないから、
上手く出来るかなぁ♪」
そう言いながらも、
舌なめずりをして俺の胸に両手を付き、
跨がってきた。
もうすっかり硬く上向いた俺自身を、
解された自分の蕾にあてがい、
ゆっくりと腰を落としていく。
「...うっ..んんっ..」呑まれる俺と、
「..あん...ふっ..」呑み込む彼と、
繋がって、
ひとつになる感覚に、
身体の芯が、熱くなる。
「...はぅ...はいった..ね..」
甘い吐息を漏らしながら、
ニノは、笑った。
それはそれは妖艶に...。
俺を見下ろす潤んだ瞳が、
その先の快感へと誘うようで....。
思わず、息を飲む。
ゆっくりとニノは、動き出す。
繰り返される緩い刺激に、
焦らされた俺は、
自分からニノを突き上げた。
「あああっ/////」
思わず身体を折って俺の胸に倒れ込んできた。
何度か同じように突きながら、
「...いい?」
と聞いてやると、
「..もう...そこ、ヤバいって...」
分かってるよ...。
ニノの『イイトコロ』
どこが感じるかなんて、
身体の隅々まで....。
....ね。
俺たち、相性いいよね..♪