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Blue【気象系BL】

第16章 新しい愛のカタチ


次に5人が顔を合わせたのは、
その2日後。

レギュラー番組の収録。


ゲストの女優さんを囲んで、
ハロウィンパーティーをする、という企画。


場所も、雰囲気を出すために、
ハイクラスホテルのスイートルーム。


俺たちが、打ち合わせのために
午前中から入ると、
リビングはもう、
それっぽく飾り付けが完了していて、

それだけで、気分もアガる。


早速、ゾンビのマスクを被って
ニノに襲い掛かっているのは、

もちろん、相葉くん。


ニノはソファーでくすぐられ、
大笑いしている。


松潤は、女優さんとの共演経験もあるので、
俺たちよりは親しく、
当時の話で盛り上がっている。


当然、ふたりになるのは、
俺と、
智。

何となく、気まずくなり、
上目遣いで彼を見ると、

「俺たちも、吸血鬼、やる?」

「いや...いい..かな..
それよりさ、智...じゃなくて、
大野さん...

料理、美味そうじゃね??」


......やべー...つい、
いつものように呼んじゃった!

気をつけなきゃ...(^^;


智は、料理よりも、
綺麗にくり抜かれた、カボチャの、
ランタンに興味津々。

「翔ちゃ~ん。俺も作ってみたいな♪」

「あなたなら、簡単でしょ!」

「翔ちゃんは、出来なさそうだよね~」

「うるせー!!できるわ!
こんなの!」


じゃれ付いた俺たちに、

「打ち合わせ始めま~す」

無情にも、ADが声を掛けてきた。


...せっかく、
楽しくなってきたのに(´ 3`)


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