第14章 青空の下、キミのとなり
「ねぇ...中の、出してくれる?」
いつも恥ずかしがるくせに、
今日はなぜか大胆な智くん♪
どーした??(^^;
「風呂、行こか?」
「抱っこ~♪」
.......なんだよ、
また、煽る気ですか?兄さん。
俺は、智を抱き上げて、
外のジャグジーにでた。
風呂の縁に手をつかせ、
俺の出したものを、指で掻き出す。
「んっ..あっ..やん❤」
.............
やん❤じゃねーだろ、やんじゃ/////
........
「あれっ?翔ちゃん、もしかして、
もしかするの...?」
慌てて風呂に沈みこむ俺に、
ニヤニヤしながら、抱きついてくる。
......
「やっぱね♪」
また、復活しつつある俺を手で確認し、
天使のような笑顔を見せる智....
悪魔だ.../////
すっかり、彼に主導権を握られちゃって、
何とか、逆転のチャンスを...((o(^∇^)o))
.....俺のを両手で握り混んでくる悪魔に...
ダメだ(-_-;)悪魔が...
「もう、元気、いっぱいだね🎵」
智に覆い被さろうと、思った、
まさに、その時。
「翔ちゃん、見て❤」
「....えっ??」
俺に凭れた彼が指差すその先に、
大きな月が浮かんでいた。
その蒼白い光りが、
海の白い波も、空との境目さえも、
俺たちに教えてくれていた。