第14章 青空の下、キミのとなり
「あー、腹いっぱいだ~♪」
「どれも、旨かった♪」
満足気に智が腹を撫でている。
....なんだか、色気ないなぁ(^^;
「お風呂入ろっかなぁ~♪」
「そーしろよ。今度は中のバスは?」
「.......」
上目遣いで俺を見ている智...
しかも、恨みがましい目...
....分かってるけどさ...
一緒に入りたいんでしょ?
.......でも。
「智...早く、あの、
王さまみたいなベッドで、なに、しよーぜ!」
すると、ベッドをみて、パッと顔を輝かせて、
「そーする♪直ぐに出るよ!」
と、張り切って風呂に行った。
彼の中で、
お風呂でイチャイチャから、
ベッドでラブラブ、
にシフトチェンジされたらしい。
....単純な奴...(^3^)/
風呂に一緒に入ると、
絶対盛り上がっちゃうから...
今夜は、ベッドでさ...
ゆっくりさ...
智を愛したいわけ♪(//∇//)
俺が、明日の予定を確認したり、
メンバーのお土産を片付けていると、
慌ただしく風呂から出てきた智が、
ベッドにダイブした。
「智。髪乾かせよ~」
「翔ちゃんも!早く入っておいでよ」
......ったく、聞いちゃいね~(-_-;)
俺は、彼に従い、
風呂へと急いだ。
この後の展開に、期待値が跳ね上がるのを、
押さえながら。