第13章 ふたりなら、きっと…
幸せすぎる朝に、
小悪魔の彼が、不意にぶっこんで来る。
「昨日のあれだけど..嵌めた、ヤツ?」
「/////」
思わず味噌汁を噴き出すところだったよ!
...智くん...
爽やかな朝に、
不似合いなその話題だけど...さ..
「あれ、ホント、ヤバいから//」
「もう止めるか..?」
「えっ?」
.....おっと~
...否定しないってことは、
また行くってことかな?
智くん♪
「すごいからさ、今度は翔ちゃんが使ってみれば?」
「//////」(本日二度目)
「ね♪」
ね♪って...あなた、
そんな可愛い顔で言ってもね...
「やだよ!!」
「どうしてよ?」
「どうしてもこうしても、
やなもんは、ヤなの!」
すると智は、俺を睨んで、
「自分でそんな、ヤなもの、
俺に使ったんだね...」
......
そー来たか...
「えっと...そうじゃなくって..」
「じゃあ、ヤるよね??」
「.......」
「やるでしょ!?」
「.......はい..」
滅多に見ない智の迫力に負けて、
俺は例の『リング』を使うと
約束させられた。
(...その前に、処分すれば...)
「言っとくけど、捨てたりしたら、
絶交だからね!」
...絶好って...
久々に聞く、そのword...
で。
....どうしよう///