第13章 ふたりなら、きっと…
「なんだよ、そっちの方が、
キテるじゃん!」
そう言ってやると、真っ赤になりながらも、
「そうだよ~!
翔ちゃんが焦らすから、
もう、ずっとこんなだからね~?」
...あっそ。
で、
なんでドヤ顔?
俺は、その顔を見ながら、
引き出しから『例のもの』を出した。
「なに?それ?」
「これはね、『コックリング』っていうの。
今日は、これ使うから♪」
「何に使うの?」
そんな恰好して首を傾ける智が、
死ぬほど可愛い❤
..けど.....
俺は、それには答えずに、
いきり勃った彼自身に口を近づけた。
「えっ?..いきなり...やんっ..♪」
急に来た不意の刺激に、
智は仰け反った。
はち切れそうな尖端を舌先で舐め上げながら、
右手で、
上下に扱いた。
「ダメ..すぐに出ちゃいそうだから....」
ポーズだけなのか、
俺の頭を押し、やんわりと拒絶する智。
「..いいから、イって...」
俺は、更に彼を追い詰めた。
「..あっ..あっ..あぁ//
...もう..イクよぉ//////」
呆気なく、
俺の口に1回目の熱を吐き出した彼は、
肩で息をしながら、
上目遣いに、俺を見た。
申し訳ないって、思ってるんだろう。
でも、本番は、こっからだから。