第11章 心のささくれ治すのは
「一緒に、イク?」
智は、もはや、返事も満足に出来ず、
首を縦に何度も振った。
俺は、破裂しそうなソコを握ったまま、
腰を送るスピードを上げ、
彼の両脚を抱えて、
更に深く突き上げる。
「...んっ..んっ..はぁ..あっ...」
されるがままの彼の脚は、
俺の挿送に合わせて、
カクカクと揺れていた。
「...あっ..もう..イキ..そう.」
「..俺もイクよ...智..さとし..」
「...あぁ..やっ..ぁっ..っ//////」
........
彼の願い通りに、ふたりは同時に果てた。
入れたままの状態で、
なんとか息を整えている俺に、
智はふんわり微笑みながら、
「嬉しい。...翔ちゃん、大好き❤」
と言った。
....その笑顔...もう、
俺、メロメロだってば////
「翔ちゃんのが、中で出るの分かって、
幸せだったし...」
........ちーん(*ノ▽ノ)
その後も、風呂場で、
恥ずかしい、
と言いながら、
ちゃんと俺に、お尻を突き出し、
洗ってもらうの、待ってるし。
この人の、
いつでも自然体な生き方。
俺には、ずっと憧れだった。
こういう関係になって、
彼の隣に居れば、
俺も少し、肩の力、抜いてもいいかな、
って。
そんな気にさせてくれたんだ。