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Blue【気象系BL】

第8章 君のとなりで


....こうなると、

というか、


今まで、
わざとお互いが意識して作っていた
不自然な垣根が取り払われた訳で...。


もう、ふたりを躊躇わせるものも、
ストップかけるものも皆無になり...。


俺たちは、本能を剥き出しにして求め合う。


乱暴に彼の肩からバスローブを剥ぎ取り、
その首筋に歯を立てる。


痛みと快感で仰け反るきれいな胸に、
俺は自分の欲求に素直に、
その先端の可愛い粒に唇を寄せた。


....焦らしたり、
駆け引きなんてしている余裕はなくて、
目の前で甘い吐息を漏らす彼を、
今すぐにでも、自分のものにしたくて.....


彼から、甘い喘ぎが漏れ出すのが合図。

俺が、バスローブの紐を解き、
そっと下着の上から彼自身に触れると、

そこは、熱をもって形を変えていた。


「あっ!..しょうちゃん...、そこは...」


智くんは慌てて俺の手に自分の手を重ねてきた。


「触ったら、ダメなの?」
そう聞きながら、
俺はその手をゆっくり上下させた。

彼は、潤んだ目で俺のことを見ていたが、
質問には答えずに、
俺に重ねていた手を離し、
両手をクロスさせて顔を隠した。


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