第2章 バレンタイン
「私に…ですか?」
「はい!アギルダーとジュペッタのダークさんとゲーチスとNにもあります!…受け取って貰えますか?」
ダークトリニティさん、いつも表情見せないから少し不安です…
「ありがとうございます…」
そう言って差し出したチョコを受け取ってくれました!
よかった…!
「よかったです…」
「後の二人とゲーチス様には私が渡しておきます…なので早くN様の所へ行ってください」
「?わ、わかりました。お願いします」
チョコを受け取るとダークトリニティさんは一瞬で見えなくなりました
~Nの部屋~
「ツグミ!」
部屋に戻るとNが抱きついてきました
「N…ごめんなさい遅くなって…」
「もう一人で長い時間離れないで…」
「はい」
Nは寂しがり屋さんですね…本当に
私の言葉に満足したのかNは私を離しました
「それで…どうして厨房なんかにいたの?」
「はい!N、バレンタインチョコ受け取って下さい!」
「!?」
差し出したチョコを見てNは目を丸くさせながら数回瞬きをしました
「ボクに?」
「勿論です!Nの為に作ったチョコです!」
私がそう言うとNは嬉しそうに笑いました