第1章 プロローグ
人の気持ちは移ろいやすし、男心と秋の空。
「浮気なんて病気よ病気。しかも不治の病なのよ。治るなんて甘いこと考えない方がいいわね。」
「あんたが甘やかすからいけないのよ。あんな男さっさと捨てて次行きな、次!」
「男なんて他にもごまんといるんだから、もうやめときなって。」
「そもそも、あんなのちょっと顔が良いだけのクソニートじゃない。あんたがわざわざヒモ養わないといけないの?」
神様…
これは、友人たちから散々やめとけと言われたのに、いうことを聞かずに彼を信じた私への罰なのでしょうか。