• テキストサイズ

追いかけてこないで!!!【おそ松さん】

第3章 出会いは突然に





「…う…………?」

いつの間に寝てたのか、太陽の光が眩しくて目が覚める。
眩しさに目を細めつつ、周りをキョロキョロと確認する。

……公園?私は公園で寝てたの?

横たわっていたベンチから起き上がると、隣に座りながら寝ている赤いパーカーの男性に気がつく。

誰だろこの赤パーカー?彼が助けてくれたのかな?そもそも私は何していたんだろう。

確か、夜勤明けで家に帰ろうとしたいたはず。

「ジャンプした後の記憶がないんだよねぇ……」

うーん、とうなりながら頭を傾けると、自分の髪が顔にかかる。
…………あれ、私こんな茶髪だっけ?

数秒かたまったあと、ガっと自分の髪を掴んだ。

「は!?こんな髪ながかったっけ??ていうか私って黒髪よね!?!?」

よく見れば服装も全然違う。スカートとかきないし、私の好みじゃない!!なんですぐ気づかなかったんだろう私………。

「やっと起きたのかよー」

突然声をかけられビクりと肩が跳ねる。
ゆっくりと振り返ると、先程まで寝ていた赤パーカーがあくびをしながらこちらを見ていた。



/ 36ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp