• テキストサイズ

追いかけてこないで!!!【おそ松さん】

第6章 お出かけしましょう。




のんびりとまわっていたせいか外に出る頃には結構な時間が過ぎていた。

「イルカショー見れませんでしたね」
「終わっていたな」

ちょうどイルカショーが終わってから見ようと思っていたことを思い出したのだ。

「イルカ見たかったです……」

前の人生でもイルカショーを見たことがないのだ。せっかく見れると思って楽しみにしてたのに。

「また来ればいいだろう?」
「一緒に来てくれるんですか?」

そう聞くと、カラ松さんはきょとんとした顔をした。

「雪実は俺でいいのか?」
「カラ松さんと行きたいです」

カラ松さんの手を握ってそう答える。

「そうか!また一緒に来よう!」
「はい!」

へにゃりと笑うカラ松さんに私も一緒に笑ってしまう。

「ところで腹減らないか?」
「ちょっと早いですけどお夕飯食べて帰ります?」
「そうだな!」

美味しいお店なんて知らないからテキトーに近くのファミレスにはいることにした。

私はオムライス、カラ松さんはカレーライスと唐揚げを頼んで食べる。

もきゅもきゅと口にご飯を詰めるカラ松さんはとっても幸せそうだ。

「美味しそうに食べますね」
「そうか?確かにブラザーに奪われないからゆっくり味わえるな!」

口に入っていたものを飲み込んでそういう。

「ふふ、今度遊ぶ時は食べ歩きでもしましょうか」
「それもいいな!」

食べながら次遊ぶ約束をした。食べ終わってから少しおしゃべりして外に出る。

「もう暗いですし帰りましょうか」
「送るぞ?」
「いいんですか?」
「夜道にgirl1人で歩くなんてdangerousだからな」
「……でも、いえ、ありがとうございます」

初めて会ったときと同じようにカラ松さんとしゃべりながら帰った。
/ 36ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp