第4章 私の家はどこだ
カラ松さんとアイスを食べつつ、家まで送ってもらった。アイス食べてる時はとても可愛かったことだけ伝えておこう。
ついでに面白い人だったから連絡先も交代してもらった。
カラ松さんと来週遊ぶ約束までしちゃったよ…。凄く楽しみ……。
そんなことより今はこの家のことだ。こぢんまりとした家は、私以外誰も住んでいないようだ。荷物は(おそらく)私のものしかない。
一人暮らしなのに一軒家なのか。
ガサガサと家の中を漁る。出てくる服がすべてロリータ系しかないんだけど…えー、はきたくなーい。
ジーンズとかTシャツが一切見当たらない。こんな動きづらい服装で過ごすなんて訳がわからないよ……
おっと、思わず白い悪魔みたいなことを言ってしまった。
それより、もっと楽な服を買おう。勝手にお金使っていいのかわからないし、バイト探さなきゃ。
バイト代入るまではちょっとだけ貸してもらうけどね!!
コンビニから求人誌をいくつかもらってきたあと、ぱらぱらとめくりながらいくつか目星をつける。
接客がいいんだろうなー、体力ないし。
あーペットショップとかもある。いいなー。
とりあえずいくつか目星をつけたあと、まずはペットショップに電話をかけることにした。