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私だけの王子様

第1章 はじまり


話しなが歩いてるうちにカフェに着いた。
若い女の子が好きそうな欧米チックなカフェではなく、男でも入りやすそうな照明の落ち着いた雰囲気のいいカフェ。



『ここ、オムライスおいしいんですよー』
『あ!でもそれじゃがっつりご飯ですよね////』


渉「えみちゃんおすすめならご飯でもいいかなぁって思いますけどねw」

『えっ?』

渉「えみちゃん時間あるなら今からご飯、付き合ってもらえます?2人で食べたほうがおいしいし」

『あ、じゃぁ私も軽くいただきます。あーでも日替わりランチおいしそうだなぁ。うん、やっぱりがっつりいただきます!w』



そう言ってメニュー表から顔を上げるとにっこりとした表情の彼の顔があった。


ーはっ///初対面の人に食べ物にがっつく姿を見せてしまった!恥ずかしいよぉーーーーー//////ー


渉「いいですね。俺ご飯いっぱい食べる人好きだなぁー」


ー//////好きって!!!!落ち着け私。あくまでも「人」。私じゃない。っていうかなんでこんな意識しちゃってんだろ/////やっぱ芸能人だから!??ー


1時間ほどそのカフェにいただろうか。
ご飯を食べながら話しているうちに、同じ映画が好きだったり、考え方が似ていたり、いくつかの共通点が見つかった。
人見知りなことに気づいてくれていたのか、彼はいろんな話題を振ってくれたから、沈黙が気まずいなんてこともなかった。
なんだか楽しいなぁなんて考えていると着信音が聞こえてきた。



♪~~~~~



渉「あ、ごめんね」

『ううん、どうぞ』

渉「もしもし。はい・・・はい・・・あーわかりました。向かいます。はい、失礼しまーす」

『もしかして、お仕事ですか?』

渉「うん、ごめんね。急に前倒しになっちゃたみたいで、今から来てくれって。せっかくご飯付き合ってもらってたのに」

『いえいえ、呼び止めちゃったのは私ですし。いや、元を辿れば私が原因ですので。気にせず行ってください』

渉「・・・ねぇ、えみちゃん。結局ずっと敬語だったね?」

『えーっと・・・それは・・・えへへ・・・/////』

渉「うーん・・・・そうだなぁ・・・」



そうつぶやくと彼はかばんの中から手帳を取り出して1枚ちぎってなにかを書き出した。それを私の前に差し出した。
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