第4章 想い
*渉side*
玄関を開けてえみちゃんの靴があって安心した。気をつかう子だからもしかしたら帰ってしまうかもしれないと少し心配だった。
できればこれからのことも話したかったし、あんなことがあった以上えみちゃんを自分のそばにおいておきたかった。
傷つく姿は見たくなかった。
えみちゃんが寝たあとにコンビニに行って買っておいたご飯もちゃんと食べてくれたことが分かって嬉しく思っていたら、えみちゃんがニカのことをかわいいと言っていた。
あぁいう純粋そうなのがえみちゃんのタイプなのかもしれないと思うと悔しかった。
タイプがどうとか気にしてる場合じゃないのに、こんなことを今考えている自分が嫌になる。
気持ちを切り替えて風呂をあがりリビングに戻ると、こっちを見たえみちゃんが顔を赤くして目をそらした。
不思議に思っていると、いつものノリで上半身裸だったことに気づく。
ーあ、しまった。でも、えみちゃん赤くなるってことは・・・照れてる?ー
いたずら心に火がついて、わざとそのままえみちゃんの隣に座ってみる。
渉「えみちゃん?どした?」
『えっ、いや別にっ////////』
渉「ふーん。あ、ちょっとリモコン貸して。えみちゃんの横にある」
そう言ってえみちゃんの奥にあるリモコンに手を伸ばそうとすると
『っ/////わっ私もちょっとお風呂いただきますっ!!!借ります!行ってきます!!////』
あっという間に逃げられてしまった。
ーでも、俺のこともちゃんと意識してくれてるって思っていいよね?////ー