第4章 想い
*渉side*
胸騒ぎがして、仕事の休憩中にえみちゃんに電話をしてみた。
でも出なかった。
お風呂にでも入ってるのかと思って「あとで連絡ください」とだけラインで送り、仕事に戻った。
ラインを送って2時間後。
ようやく仕事が終わった。
だけどえみちゃんからの連絡は来ていなかった。
渉「ねーどう思う?」
藤「寝てんじゃないの?」
渉「でも電話したの8時過ぎだぜ?」
藤「また酒で寝落ちとか。えみちゃんならありそうw」
渉「うーん」
藤「なに?なんか連絡無視されるような心当たりあるの?」
渉「うーん・・・」
藤「家行ってみれば?場所知ってるんでしょ?」
渉「でもほんとに寝てたら悪いじゃん」
藤「家の前通って電気ついてるか確認してみれば?」
渉「あぁー、その手があるか」
藤「若干ストーカーみたいだけどな」
渉「それは言うな」
藤「じゃぁ俺はライバルを1人遠ざけてあげよう」
渉「?」
藤「北山ー飯付き合ってよ」
北「おっけい!たまはー?」
玉「あーじゃぁ行くわ」
二「あ、俺も俺も!腹減ったぁー」
千「お前ら元気いいな。俺もー無理。眠すぎる」
玉「わったーは?」
渉「あー俺今日いいや」
宮「じゃぁ横尾さんは俺と一緒にアニメ鑑賞だね」
北「ついに横尾さんもあちらの世界へw」
渉「違うわっw」
二「あ、ねぇ。前言ってた女の子どうなったの?」
北「あ、まさかこんな時間にえみちゃんと密会か?!絶対そうだろ?!」
二「え、そうなの?じゃぁ俺もそっちがいいー!!どんな子か気になるじゃん!」
渉「違う!来るな!帰れ!」
藤「はぁ・・・。いいから早く飯行こーぜ」
ぎゃあぎゃあ言う北山と二階堂を置いてえみちゃんのマンションへと向かった。
外からえみちゃんの部屋の位置を探す。
カーテンは閉まっていたけど電気がついているのがわかった。
インターホンを押すけど出ない。
そのときマンションの自動ドアが開いた。
一瞬だったけど、そこから出てきた人物があの男に似ていた気がした。
ーえ・・・ー
人違いかもしれない。考えすぎかもしれない。だけど頭の中に不安がよぎった。