第3章 記憶
渉「そうじゃなくって、俺も一応男だよって言ってるの。」
渡る「肌・・・・出しすぎなんだって」
渉くんの声がだんだん小さくなっていく。
今日の渉くんはちょっとおかしい。
また部屋着について言われるなんて思ってなかった。
外に出るから言ってるんじゃないなら、やっぱり私のセンスが悪いのかと思っていたら「俺も男だよ」って言われた。
男なのはわかってるけど、だってでも・・・
『でも私たち・・友達だから別にそんなの気にならないかなぁって・・・』
渉「いや、友達だけどさぁ・・・」
渉「じゃぁあいつら来てもそんな格好で部屋に入れるわけ?」
『うん、まぁ。え、ねぇそんなにこれダサい?』
渉「えっ?????」
『私これかわいいなって思って、結構気に入って着てたんだけど、そんな変かな?』
渉「・・・」
『えっ、ねぇ?そんなにひどい?気にせず言ってよぉ!!』
渉「・・・や、だからそんなんじゃなくて・・・」
渉「うん、わかった。もうこの話はやめよう。俺が悪かったから・・・////」
『ちょっと、なんで1人で解決しちゃうの?!全然私わかってないのにっ!』
渉「はいはい、ごめんね。なんか俺1人暴走しちゃってただけ」
そう言って私の頭に手をぽんぽんと乗せた。
渉「・・・昨日えみちゃんが北山と仲良くしてたからちょっと妬けちゃったのかも」
『え、やっ、ちょっとなに言って・・・///////』
渉「さーって、買ってきたケーキでも食べますか!明日えみちゃん仕事だから長居はできないしねっ」
渉「キッチン借りるねー」
何事もなっかたかのようにキッチンへ向かい、手際よくケーキをお皿に移してくれた。
この人はなんでこんなにドキドキさせるのかわからなかった。
本気で言ってるのか冗談で言ってるのかもやっぱりわからなかった。