第2章 友達として
目が覚めたら家にいた。
外は若干明るくなってきている。
ーあれ?いつ寝たっけ?ー
そう思って寝返りを打つと、横尾さんがベットに顔を埋めて寝ていた。
『っ!!!』
ーなんで?!なんで?!え、なにこれ?!・・・あっ・・・やばい・・・ー
うっすらと記憶が戻ってきた。
昨日横尾さんとご飯に行ったこと。
軽く飲むつもりだったのに、調子にのって焼酎に手を出してしまったこと。
なんだかやたらヘラヘラしてたこと。
でもお店から帰ってくるまでの記憶がない。
状況からして横尾さんが連れて帰ってくれたのだろうけど・・・。
『あっ、あのぅ・・・横尾さん?』
声を掛けてはみるものの、横尾さんは起きる気配がない。
とりあえず起こさないようにそっとベットから抜け出し、横尾さんに布団をかけて、シャワーわ浴びに浴室へ向かった。
ーはぁ。なんか私また間抜けだ。格好わる・・・ー
シャワーを終えて軽く髪の毛をタオルドライして、寝室の方を覗く。
まだ横尾さんは眠っていた。
起こさないようにそっと近づき、そっと顔を覗き込む。
ーまつげ、長・・・ー
そう思っていたらパチっと目を開けた横尾さんと目が合ってしまった。
『あっ』
渉「・・・ん、おはよ」
『お、おはようございます』
渉「あっ!」
『えっ!?』
渉「いや、ごめん!勝手に上がって!寝ちゃったからとりあえず連れてかえりょ、帰ろうと思って。俺の家連れてくわけにもいかないから・・・それでそのもちろん俺もすぐ帰るつもりだったんだよ?!でもなんか気づいたら俺も寝ちゃってて。なにもしてないからね!大丈夫だよ!?」
『ふふふっ』
渉「・・・え?」
『いや、そんな慌てて説明しなくてもw』
渉「いや、でもびっくりしたでしょ?こめんね?」
『私こそ・・・調子に乗って飲みすぎました。結局また横尾さんに手間かけさせちゃったし・・・あ、私酔って変なこと言ってませんでした?』
渉「えっ、あー・・・」
『あーもう!やっぱりおかしかったですよね?気にしないでください!ねっ?私お酒入るとちょっとテンション上がっちゃって。リラックスしようと思って飲んだのに失敗しちゃいました・・・』
渉「ぷっ・・・」
渉「えみちゃんも必死じゃんw大丈夫だよ。むしろかわいいとこ見れて得したなーって気分だったからw」