第2章 友達として
*渉side*
朝の情報番組に生出演するため、テレビ局に向かった。結局昨日の夜えみちゃんからの連絡はなかった。
ー強引過ぎたかな?軽いやつとか思われたか?やっぱりあそこは冷静にえみちゃんの連絡先も聞いとくべきだったよなぁ・・・ー
ガチャ
楽屋のドアを開けると北山と宮田がすでにいた。
渉「はよー」
宮「あ、おはよー」
北「おーっす」
北「あ、横尾さん横尾さん。昨日何してたのさ(ニヤニヤ」
渉「はっ?!昨日?!・・・」
ーまさか見られてた?いや、そんなはずは・・・。ここは何の話かもわからないからスルーだ・・・ー
渉「んー昨日はちょっと外出て、んで急に舞祭組の仕事入った。なっ、宮田」
宮「うん、そうだね。俺さ、昨日久しぶりにアニメイトめぐりしてたのにさーもうほんと電話きて落ちたわぁー」
北「ふーん、外ねぇ。」
渉「そっ!なに?それがどうかしたの?」
北「いやー俺結構メンバー愛強いから見間違えないと思うんだよねー」
宮「え、2人とも俺の話は無視?シカト?ねぇスルーなのぉーーーー?」
北「あー聞いてる聞いてる。アニメイトでしょ?よかったねー」
宮「おーい。全然心こもってないぞぉーーー」
ーやばい、なんか見られてたっぽいぞ。逃げよー
そう思って楽屋をあとにしようとしたのに、北山はずっと着いて来る。
渉「ねぇなに?」
北「えーなにがー?」
少年がイタズラするかのような笑顔を見せながら答えてくる。
ーこいつ絶対わざとだなー
北「うーん、そうだなぁ。昨日の昼間?女の子?
女の子ひっぱってどっか行っちゃたとか?俺そんなの全然知らないけどなぁー」
渉「・・・どこから見てたの?」
北「いや、声掛けようと思ったら横尾さんどっか行っちゃうんだもん。誰、あの子。彼女?」
渉「そ、そんにゃんじゃ、そんなんじゃないって!」
北「いやいや、カミすぎでしょw」
渉「だーからっ、ただ単に変なのに絡まれてたから、助けただけ。」
北「へぇーそんなことするなんて珍しいね。どしたの?かわいかったとか?(ニヤニヤ)」
渉「でしょ。俺もわかんない。なんか助けちゃった。」
北「で?」
渉「で?」
北「え?終わり?!」
渉「・・・さぁ?」