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恋と駄菓子と万引きと(おそ松さん)

第4章 「昼ご飯」



おそ松Side

ふぅ…

今おれは、ひなたの家でひなたの手料理を食べている。

メニューは、チャーハン。確かひなたの得意料理の一つだ。

パパッと作ったから、おいしくないかも…

って言ってたけどうますぎだろ!

お)「うまっ!!」

『そう…?えへへ、ありがと。』

俺の向かい側の席で、へにゃっと笑うひなたは、まるで太陽

みたいだ。昔から。

お)「おかわりっ!」

『はいよーでも早く食べないと次…カラ松でしょ?』

お)「へいへい」

そういえば…母さんは元気かな?

昔から体が弱くて、美人なひなたの母さん。

美人なのはやっぱり遺伝だなーと思ったりもする。

『…はい。これ食べたら交代だよ?』

お)「わぁーったよ」

『ならいい!』

お)「…ところでさ。その…母さんは?」

『…!』

急にひなたが黙った。

やべ、ダメだったかな…

お)「あの…いやなら、」

『お母さんは…家で寝てる。病気、なの。

ご飯とトイレとお風呂の時以外は…布団の中。

洗濯物とか、やろうとしてくれてるけど…負担かかるから。あ

はは…。』

…ひなた…。

くそっ…!

さびしそうな笑顔で言ったひなたに、俺は何も言えず、

黙ってカラ松と交代しにいくしかできなかった。






















































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