第2章 スタバァ〜事件簿(トド松)
スタバァ~事件簿
スタバァ~で慶応大学と偽って働いていた僕は、兄達に怒りを買い合コンで虐められた。
ブリーフをかぶり裸踊りをさせられたのだ。
今日、来た女の子の中に実は本命が混ざっていた。
(今日に限って…こんなことになると思って呼ばなかったのに…なんで…?)
あんな出来事があり、女の子はみんな怒って帰ってしまった。僕の好きな〇〇〇ちゃんもみんなに手を引かれ帰って行った。
「いやー楽しかったー」
「最高だったよートッティーw」
笑笑と兄の達は笑ってお酒を飲んでいる。
女の子全員が帰ってようやく僕は解放された。
「もう服着ていいぞー」ビール片手におそ松兄さんがお疲れお疲れと笑って肩を組む。
好きな子にあんな姿を見られ、僕の心はズタボロだった。
大人しく服を着たもののショックが大きすぎ、兄達を置いて居酒屋を飛び出した。
行くあてがあるわけでもない僕は気がつくと人気のない公園のベンチに座り込んでいた。
何分たったのだろう、遠くから女の子達の笑い声。
「今日やばかったねーw、あんな人だとは思わなかったー」
「本当に最低だったよねー」
「ってかあのメンバーウケたんだけど!」
「わかるーwみんな同じ顔ってw」
あはははと笑う女の子、遠くてよく見えないが話からして今日の合コンメンバーのようだ。大方、あの後女の子だけで飲みに行ったのだろう。