• テキストサイズ

【HQ】夢から始まる恋

第6章 ひと夏の思い出




「雪乃どうしたの? ニヤニヤしちゃって?」
「え、ぁ、うん。ちょっと昔の事思い出してた♪」
「え~、何々!? 教えてよ~」
「う~んとね~……」


 私たちは次なるアトラクションへ向かいながら、私の昔話で盛り上がっていた。


 今度は徹の選んだフリーフォール。
 こちらは先程の倍以上の人が並んでいた。


「こっちはやっぱ人が多いね~」
「アトラクション人気ナンバー5らしいよ♪」

 そう言って徹は園内マップを見せてくれた。

「へぇ~、一番はやっぱりジェットコースターで……うわ、お化け屋敷が二位だって!」
「雪乃はお化け屋敷苦手?」
「う~ん……あんまり……。でも、徹が入りたいって言うなら頑張る!」
「人気トップファイブは制覇したいからな~♪ でも雪乃に無理させたくないし……」
「大丈夫だよ! 本物は居ないってわかってるから!」
「雪乃……顔怖い……」



 
/ 113ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp