第3章 *the second world
ジーパンにパーカーのフードをかぶる。それに伊達眼鏡をかける。
「…よし!完璧」
売れてきた弊害として気軽に街中を歩けなくなってしまった。よって、変装だ。
別に変装は良いのだが、何が困るって…
おそ松くんと街中デートができないこと。
残念だけど、仕事柄仕方ない。
「今日は帰り遅くなるんだっけ?」
「そう!9時か、10時頃になるよ。今日は生番なんだー」
「そっか…俺、迎えに行こうか?」
「えっ…いいの?」
正直、嬉しい。
「いいよ、じゃ、スタジオまで行こうか…いや近くの公園とかの方がいい?」
「あー…公園でお願いします」
スタジオの近くだと人が多くて…私は別にいいのだが、おそ松くんまで好奇の目に晒されてしまうかもしれない。
「了解!」
「よぉし!それじゃ、行ってきまーす」