第3章 *the second world
「昨日はあの後よく寝れた?」
「うん!ありがとうね」
「おー」
テレビから目を離さずに応えた彼にそっと近づく。
「おーそまーつくん」
「ん?…!」
振り返った瞬間を見逃さずに唇を奪う。
「ふふ、顔真っ赤だよ?」
「〜〜ったく!」
その時ちょうどテレビから聞き覚えのある声が聞こえた。
「お、凛だ」
「あー、ほんとだあ」
聞き覚えというか、歌い覚えか…
「本当にアイドルなんだなぁ」
「何〜?信じてなかったの?」
そう…私はアイドルをしている。
pastel という3人グループで活動していて、最近やっと売れてきた。
おそ松くんは下積み時代から側にいてくれて支えてくれた。
私が売れてても、売れてなくても変わらずに接してくれて…嬉しかったんだよね。
「…好きだよ、おそ松くん」
「ん、おれも」
そう言って優しいキスをしてくれる。
あー、大好き。