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眠れる森の【文豪ストレイドッグス】
第4章 〈新生活〉
そわそわして居ても立っても居られなくなった私は、思い立ったらすぐ行動するタイプの人間らしい。
さっき追い出した太宰さんを探す為、部屋から出た。
太宰さんなら、何処へ行くか?
考えろ、考えろ、カンガエロ。
…駄目だ。
普段からあまり脳味噌を使っていないから、全く判らない。
溜息を吐きながらブツブツと愚痴を垂れ流す。
ああ、もう。
「目の前に太宰さんが出てきてくれればなぁ」
「呼んだかい?」
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