第6章 ……
会社の自分のデスクにつくとまた自然とため息が出てしまった…。
そこに芽瑠がやってきて
「どうしたの?紫音?悩み事は一人で抱えないであたしに相談した方が、少しは気が楽になると思うよ!」
と明るい笑顔で言ってくれた。
私と芽瑠は入社した時から仲良く信頼出来る友人なのでこの間、雫くんに酔いながら告白された事を話した。
すると
「ん~竜也は酔うとアレだからねぇー…。酔ってて目の前に居たのが紫音だから勢いで言ったのかも…」
などと考えていると、噂をすれば何とやらで雫くんがこちらへきて
「色咲…ちょっと…」
と呼ばれラウンジに行き座った。