第11章 再妊娠
朝になり内科の病院に彼氏に支えられながら(気持ち悪さでまともに歩けなかったので)行き、検診を受ける。
医者「ん?」
診察台に横になる私のお腹を触診する医者が、ヘソの辺りで手を止めた。
何事かと一気に不安になる。
彼氏「せ、先生!こいつ病気ですか!?」
彼氏が青い顔して医者に詰め寄る。
けど次の医者の言葉で、2人共衝撃を受ける。
医者「おめでとうございます。妊娠してますよ」
凪・彼氏「「…………え"?」」
2人して目を丸くする。
凪「え、ちょっ、ちょっと待って下さい…。だっ、だってオレら、ちゃんとゴム付けてシてたのに……」(汗
混乱してダイレクトに口にする私に医者が少し苦笑いして答えてくれた。
医者「コンドームを着けていたからと言って100%妊娠しないワケではありませんよ?もし着けていたとしても妊娠される方はされますし…。それにもしかするとその時着けていたコンドームに穴が空いていた可能性もありますし…」
凪(な…なんてこったい……)
医者の言葉にかなりの衝撃を受けた。
まるで頭上に巨大隕石が落下した様な…←(どんなだよ。
もうすぐ最後の卒進がある。
しかも今回は踊る回数も多い上に裏方のスタッフもしないといけない。
っていうか、もうすぐ卒業なのに…こんな時期に出来るなんてホント…
凪(Ohベイビー…タイミング悪過ぎだぜ……)(汗
この時の私はこの事をみんなに話したらなんて言われるんだろうと思い引き攣った笑いしか出来なかった。
凪(母さんとかババやオッサンはまだ何も言わんやろうけど、先生らやみんなは流石に怒りそうやな……)(汗
1回目はみんな笑ってくれてたけど、2回目…しかもこのクソ忙しい時期にとなると何かしら文句を言われそうだ。