• テキストサイズ

私の妊娠物語 〜20ヶ月の妊娠生活〜

第3章 学校と親


…とまあ、ここまでが学校の説明なのですが、問題はこの後。
第1章の『妊娠』でも言ったように、私の学校は専門の先生はみんな理解があるというか、決め付けや押し付けがましい事を言わないので大好きでした。
逆に高等の先生達はまさに高校の先生という感じで、決め付けと押し付けが凄く大嫌いでした。


高等先生「○○、お前これからどうする気や?17歳で子供産む言うたってそう簡単な事ちゃうねんぞ?」


凪「そんなもんお前に言われんでもわかっとるわボケ。さっきっからなんやねん?つまりはこーゆー事やろ?この妊娠問題でお前らの名前に傷が付くのが嫌なだけやろ?」


高等先生「ちゃうがな〜…オレはお前の事思って言うてんねんぞ?」


凪「ほなら思って要らんからオレの事に口出さんといてくれ。とにかく、子供は産む…けど学校にはおりたい…。迷惑掛けんさかいおらしてくれや、頼むわ…」


高等の教師はほとんど嫌いなのでこんな反抗的な態度でいるものの、本当は自分に非があるのはわかってました(当たり前やけど)。
けど相手の物言いに腹が立ってどうしてもこんな喋り方になってしまいました。


高等先生「とにかく親に連絡するぞ。まずは親御さんと話してからや」


凪「ハァ?ちょお待てや、何勝手に決めてくれとんじゃ?お前が勝手に決めんなそんなもん!!おババとオッサンにはオレが自分で言う…そっちから連絡はすんな」


高等先生「せやけどお前、こうゆう大事な事は連絡せなアカンねん」


凪「ええから連絡はすんな。もし連絡したら学校に火ぃ付けて燃やすからな?」


脅しで無理矢理連絡を止めさせた。
そして帰った後、祖母達には結局言えず母にだけ打ち明けました。
母も最初は井上先生と同じように驚いていましたが、予想外に怒りはしませんでした。
/ 63ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp