第5章 執着の時間
イトナ「あいつら、もともと仲がいいのか?」
↑
席を取られてケイトの席で食べてる
奥田「あ、はい!
修学旅行に行く前から仲が良くって
昼休みにいつもあぁして話してましたよ?」
イトナ「そうだったのか」
寺坂「無縁だと思ってたがな;
真逆のタイプだって、思ってたしよお」
狭間「それでも、知れば知るほど多いものね。
いっそのこと、知らない闇を全て知れたらいいのに(溜息」
渚(狭間さんらしい悩みだ^^;)
ケイト「それなら簡単だよ!神の力を使えb
寺坂「寿命縮むだろうがボケえええ!!!;(汗」
カルマ「お。アイアンクロー?
じゃあこっちはヘッドロックしようか?^^」
ケイト「解った!!;
解ったから!;やめるからあああああ!!!!;」
それに対し、ケイトに対して群れた二人は離れた;
狭間「世の中、思い通りに行かないものね(溜息」
イトナの机に肘をつきながら溜息を零す中
ケイト「…」
ケイトは、胸の前に両手を合わせた。
狭間「まあ、思い通りに行ってばかりだと
闇なんて存在しないはずだから、その方がいいけど…?」
それに気付いて話すのをやめる中
すんごく淡い白い光が一瞬で集まって
それが球状になって、大きくなってから本に形を変えた。
狭間「…え?」
ケイト「はい!
いつも聞かせてもらってるお礼^^」
そう笑顔で言う中、力を使ったことを理解するや否や
狭間「でm
寺坂「ゴゴゴゴゴ)おいコラ!!
神の力使ったら寿命縮むんだろうが!!!!!」
怒りをあらわに拳を握り締めながら叫んだ。
ケイト「だ、大丈夫大丈夫^^;
たった100分の1だから」
寺坂「ホントだろうな?(訝し気な眼」
ケイト「ホントホント^^
いっつも教えてもらってばっかでさ。
大したこと、いつもできてないけど
せめて、何か知らないようなことでも教えたくってさ(微笑」
その言葉を聴くまで
少し心配そうな顔をしていたが、それを聴いて安心したように笑った。
狭間「くす)ありがとう。大事にするわ(微笑」
そう狭間が本を抱き締める中、ケイトの中に何かが伝わってきた。
でも、それを言葉に出せるわけもなかった。
だって…狭間の中で救っている闇で、傷付けられてきたものだったから。