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非日常パラダイス・第二部【暗殺教室】

第5章 執着の時間




どさっ!

トラックから降ろされた、ネットに包まれたイトナ


殺せんせー「イトナくん!!」

それを助けようと駆けつけたが、動きが固まった。

ある光が点灯したことによって…


殺せんせー「にゅっ!!

(私の動きを一瞬止める圧力光線!?」

シロ「思惑通りとはいえ
本当にバカだねえ、殺せんせー。

狙いはイトナだ」

その言葉に対し、狙撃手はイトナへ向けて対先生弾を撃ちだした。


殺せんせー「くっ!」

イトナへの弾を服と風圧で防ぐ。


隙あれば、ネットから助け出そうともしていたが

チタンワイヤーを対先生繊維でくるんだネットのため、救い出せないままだった。


シロ「そう。

お前は自分以外の者が標的となった時に弱い。


とうとう逃げ出すかい?」


殺せんせー「私は彼の担任です!!」



イトナ(俺は無力だ。

力が無かったから、協力者にも見捨てられた)


そう思った時、脳裏にある出来事が浮かんだ。


雨に撃たれる中、路地で座っていると

傘を差したシロが、イトナに声をかけてきた。


シロ「良い目だ。
君の目には勝利への執念が宿っている。

その執念こそ、私が作った強力な細胞を使いこなすのに不可欠なものだ。


難しい事は言わない。

私と一緒に「足し算」をやらないか?


勝利への道筋を考えるのは私に任せろ。

君の執念+私の技術=勝利を掴む「力」になる。
力があれば、君はこの世の誰より強くなれる」

イトナ(力への執念があったから
得体の知れない細胞の激痛にも耐えられた。

勝利への執念があったから、何度も何度も喰らいつけた。


なのにっ
執念は届かなくて

しかも、殺す相手に守られてる。


俺は…
あんなザコ達に負けるのか!)

そう思う中


カルマ「ははははっ!(微笑」

カルマたちが木から狙撃手に蹴りをいれた。


シロ「!なんだ!」

前原「でぇや!」
狙撃手「ぐわっ!!」

続いて、前原もまた木から落とすように蹴りを入れた。


狙撃手「なっ!」

下に落ちると待ち構えていた生徒に受け止められ


狙撃手「!!」

す巻きにされた。


杉野「一丁上がり!と」

そう言う中、寺坂もまた

木の上の狙撃手の後ろから、その服を掴み


シロの作戦に対し、E組もまた反撃に出ていた。

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