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非日常パラダイス・第二部【暗殺教室】

第5章 執着の時間




シロ「さぁイトナ。君の最後のご奉公だ」

イトナ「がっ!」
殺せんせー「イトナくん!!;」

ネットに捕獲されたイトナをトラックで引きずっていった。


シロ「追って来るんだろ?担任の先生」

その声が響いた中、残されたのは…

煙にまみれた現場と、殺せんせーたちだった。



殺せんせー「にゅう…」

連れ去られた方向を、悔しそうに見入る中

皆が咳き込みながら、殺せんせーの下へ出てきた。


殺せんせー「大丈夫ですか皆さん!?」

カエデ「まあ、全員なんとか^^;」


殺せんせー「では、先生はイトナ君を助けてきます!」

そうマッハで、トラックの行った方向へ行った。


カルマ「俺等を庇って、回避反応が遅れたんだ」

不破「そんな!」

寺坂「白野郎!とことん駒にしてくれやがって!!」

怒りにふるえる中


渚「…

でも、ケイトちゃんが居なくて本当によかったかも。


きっと、無理をしてでも助け出そうとしたと思うから」

カルマ「…そうだねえ。

とりあえず律、応援要請。


多分、シロのことだからきっと…

殺せんせーを始末しようとすると思うから。


ケイトの奴…

意識を手放す直前
殺せんせーの懐に、自分の携帯を忍び込ませてたんだ。


だからほら(微笑」

そう携帯を見せると

そこにはマップと、携帯の位置が示されてあった。


カエデ「凄いスピードで動いてる!」

不破「GPSを利用したアプリ?」

カルマ「まーね。
ケイトが無料アプリを作って、俺にくれたんだ。

一緒にGPSの共有って感じで
相手の携帯がどこにあるのかを見れる奴。

でも悪用されたら危ないってことで
使えるのは、今の所俺とケイトだけになってるけど(にや」

渚「凄い!
これならどこだって解るよ!!(微笑」

口々に感心する中


カルマ「携帯失くした時のためにってことで作ったらしいんだけどさあ。

ケイトの奴、解ってないんだよねえ…


これさえ見てれば、どこで何してたのかってことぐらい解るのにさあ(にやにや)


前の時だって、俺を家に置いといて
渚くんたちと一緒に買い物行ったりゲーセンでバスケやったりカラオケやったり楽しそうにしてたよねえ。

後で逆襲しようかなあ(悪魔笑い」

渚「と、とりあえず今は

殺せんせーが最優先だから…;(苦笑」

苦笑するしかなかった;

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