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非日常パラダイス・第二部【暗殺教室】

第5章 執着の時間




その頃、イトナは…

触手による激痛で苦しんでいた。


イトナは、携帯ショップ近くの木の上で、痛みをこらえており

その時、昔に言われたことを思い出していた。


『近道は無いんだぞ、イトナ。

日々勉強の繰り返し!
誠実に努力を続けた人だけが、強くなるんだ』

イトナ「ぎり)…ウソつき」

その思い出した言葉に対して言う中、携帯ショップを破壊する。


それから…

イトナ「キレイ事も、遠回りもいらない!

負け惜しみの強さなんて、ヘドが出る」

携帯を触手でグシャグシャにする。


イトナ「勝ちたい!

勝てる強さが欲しい(ぎり」

歯ぎしりしながら、そう呟く中

現れたのは、殺せんせーたちだった。



殺せんせー「やっと人間らしい顔が見れました。イトナ君」


痛みをこらえながら呟かれたのは

イトナ「…兄さん」

殺せんせー「殺せんせーと呼んで下さい。私は君の担任ですから」

寺坂「スネて暴れてんじゃねーぞ、イトナァ。

テメーには色んな事されたがよぉ。
水に流してやっからおとなしくついてこいや」
イトナ「うるさい!

勝負だ!
今度は…勝つ!!」

殺せんせー「もちろん勝負してもいいですが、お互い国家機密の身。
どこかの空き地でやりませんか?

暗殺が終わったら
その空き地でバーベキューでも食べながら、皆で先生の殺し方を勉強しましょう」

カルマ「そのタコしつこいよ~。
ひとたび担任になったら、地獄の果てまで教えに来るから(微笑」

殺せんせー「ぬるっふっふっふっふっ。
当然ですよ。

目の前に生徒がいるのだから
教えたくなるのが、先生の本能です。

ぬるっふっふっふっふっ♪(微笑」

その笑い声が響く中、次に響いたのは破裂音だった。


その次に立ち込めてきたのは、煙…


渚「な、なに!?」

カエデ「見えない!」

むせかえるような密度に、思わず咳き込む中


殺せんせー「これは!!
対先生物質の粉(パウダー)爆弾!!;」


イトナ「イトナを泳がせたのも予定の内さ、殺せんせー」

トラックから銃を構え、銃弾が次々に撃たれた。


殺せんせー「くっ!

イトナくんの殺気に紛れて気付きませんでした!!」

その弾を避ける中、次のシロの声が響いた。

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