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非日常パラダイス・第二部【暗殺教室】

第4章 泥棒の時間




自分の在り方もまた、自由に決められる。


周囲から、勝手に好き放題言われるかもしれない。

思いもしないことを言われるかもしれない。



心にもない言葉を言われて、投げかけられて

傷付いたり、己を殺す事に繋がるかもしれない。


そんな思いをさせるぐらいならって…

押し殺し続けることになって
それを何とも感じなくなっていたかもしれない。



それでも…

それ以上のものを今、手にしているようにも思えたんだ。


また、何度でも取り戻せる。



何度でも…

また、前に進んでいける。



何のために生まれたのか…

何のために生きるのか…


何に意味を見出すかは、人によって違う。



前にケイトちゃんから教わったけど

人には、見方も感じ方も考え方も違えば
何を主とするか、大事ととらえるかもまた違ってくる。


同じ『時』がないように、全く同じ日もない。

だからこそ、なのかもしれない。




カエデ「渚!一緒にやろ!!」

渚「うん!(微笑」

楽しそうに笑いながら、暗殺しようとする中に

僕も混ざった。


不破さんも、律も、
茅野も、ケイトちゃんも、カルマくんも、寺坂くんも…

皆が皆、とても輝いた笑顔をしていた。




『これからを、もっと一緒に過ごしたい』って思ったんだ。


そして…

それはきっと、ケイトちゃんたちもまた同じなんだって解った。




繋がった『時』

紡がれて、交差し合った『想い』


生きてさえいれば…

一緒に、何度でも、何でもやれる。



温かな『時間』と、眩しい『時』に

僕等は笑う。


何度でも前を見て、これからを進んでいくために…



皆となら、何度でも…

前を向いて、笑っていられる。


どんな苦難も、理不尽も…

一緒に楽しんで、乗り越えていけるって思った。




誰もが、強く…

そう感じて


一緒に笑い合いながら、『今』という瞬間を過ごしたんだ^^


(その背景には

抱き締められながらも
笑いながら、皆からの攻撃を避ける殺せんせーと

次々に襲い掛かりまくる皆の姿があった。


それらに共通したのは…

誰もが楽しそうに笑う
心からの、満面の笑顔だった……)


(4月27日PM11:54~28日AM1:26、70~75(6ページ)更新)

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