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非日常パラダイス・第二部【暗殺教室】

第1章 カエデの時間




それは、茅野も同じみたいで…;

涙ながらに夢がかなったと大喜びで
校庭で貪り食う殺せんせーを見ながら、爆破するために準備するも……


竹林「起爆のタイミングは、周りのプリンが食べ進められ暗闇の画面がうっすら明るくなった瞬間」

カエデ(プリン…爆破…)

今までの思い出がよみがえったのか


カエデ「ダメだぁぁぁ!!
愛情込めて作ったプリンを爆破なんて駄目ぇぇ!!;(涙」

ガンガンと窓に頭をぶつけながら叫んで;


寺坂「プリンに感情移入してんじゃねえ!!」

寺坂くんが右腕で押さえ込んでも


カエデ「いやだあああ!!;
モニュメントとして飾るんだあああ!;」
寺坂「腐るわ!!」

ケイト「一気に猛毒扱いだな;

あ、いっそのことなら
それを混ぜて、腹を壊した所を倒した方がよかったかも」

渚「あ、その発想はなかった」

違う方面に向かっていく中


どごぉん!!

プリンの中央で爆風が起こって何かが散らばった。


ケイト「!竹林!」

竹林「まだボタンは押してないはず!(汗」

一瞬で緊迫した雰囲気に変わったと同時に叫び

カメラの映像もなく、冷や汗を流しながら見つめる中


後ろに瞬く間に殺せんせーが現れた。


『!!』

殺せんせー「ふう。ちょっと休憩」
『え!!』

殺せんせー「美味の中に
異物混入は全く感じ取れませんでしたが…

僅かな違和感を感じましてねえ。


ちょっとエネルギーを集めて
怪しいと思った部分だけ、一部分のみ爆破してみました。

なぁに、最終防御形態から戻る際に使う技の応用です」

そう言いながら取り出したのは…

それによって爆破され
対せんせー弾と共に吹き飛ばされた、二重の外機だった。


ケイト「あ!」

渚(爆弾!起爆装置も外されてる!!)

殺せんせー「僅かにですがムラがあった。惜しかったですね。

異臭もなく、プリンと全く同じ匂い。
紛れ込ますかのように、ひっそりと息をひそめた野生動物のようでした。


おそらく…

その場所に設置させたのはケイトさんですね?


周到に計算され、カメラに映るよりも前に感知し爆破できる。

そんな高性能なものでしたが、一歩届きませんでしたね」

ケイト「くっ!(ぎり」

そんな中、眉間にしわを寄せながら拳を握り締めていた。

とても、悔しそうに…

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