第4章 泥棒の時間
ケイト「ん~。考えててもきりないしなあ。
今までの行動からしても、非人道なことはきっとしないだろうし…
よし、心は決まった(ぐっ!&拳握る))
信じよ(微笑」
僕等三人が話してる間に、そうケイトちゃんが呟いていたらしい。
それを、殺せんせーは聴き逃してなくて…
それがとても嬉しくて、涙を流しながら
触手でケイトちゃんの両手を包み込むように持って、そう言っていた。
恵土先輩って言ってた理由については…解らないままだけど(引きつり笑い&汗)
殺せんせー「これから潔白を証明します!教員室に来て下さい!!」
その直後、殺せんせーはどこか自信満々に叫んだ。
どんなに辛い目に遭っても…
それは、可愛そうなんかじゃない。
きっと、後に幸せな出来事を
なおさらに幸せに感じられて、より掛け替えのないものだって認めて
その上で
どんなものでも大事にできる、『大切な心』を持てるんじゃないのかって僕は思った。
人として、大切なものだけれど
相手に対しては、うっかり見失いがちな大事なもの…
それを、持っているからこそ
きっと、誰もいない状態でも信じようと決めたんじゃないのかな……
信じられない苦しみを、一番知っているからこそ…
今を、より大事に……
そう思う中
僕等は殺せんせーと一緒に、教員室に向かっていった。
殺せんせー「理性の強さをアピールするために!
机の中のグラビア本を捨てます!!」
そうグラビア本を次々に出しまくっていく中…
机の中から、女性用の下着が出てきた…;
『!!』
皆が驚く中
ケイト「首傾げ)?
殺せんせー、着る趣味あるの?もしかして買った?(きょとん」
『着眼点が違う!!!!・・;』
純粋無垢って怖い…;
初めて、僕はそう思った;(苦笑)
また、クラスの出席簿の女子の名前の横には
バストのカップ数が書いてあって…;
ケイト「おー。
矢田の胸一番でかい、Eカップ(淡々」
矢田「ケイトちゃんと同じだからね!?・・;(汗」
そう慌てる中
茅野「ちょっと!;私だけ永遠の0って何よ!!・・;」
茅野が出席簿を振り回しながら叫んで、奥田さんが押さえてた;
Aとすら書いてもらえないって…;
それから出てきたのは
さらに怪しく思えるようなものだった;