第4章 泥棒の時間
そう、走り出した時…
どこまでも一緒に、ずっと隣で走って行けたらって思ったのは内緒。
カルマくんが、少し羨ましいかな(苦笑)
結局
暗殺ケイドロは、僕らの逃げ切り勝ちとなった。
殺せんせーは毎度のことながら烏間先生の逆鱗に触れたけど
僕等にとっては、いい訓練になった。
そう…
二学期の滑り出しは、誰の目にも順調に見えた。
でも、その放課後に見えたのは
少なくとも、いいものではなかった。
渚「まさか!(汗」
そうして、次の日…
殺せんせー「二学期も滑り出しジュンチョー!
生徒との信頼関係も、ますます強固になってきてますねえ。
今日も生徒たちは、私を親しみの目で見つめて」
そう言いながら教員室から移動し、教室の扉を開けると待っていたのは
殺せんせー「汚物を見る目えええ!!!??;(汗」
真っ黒な目で、殺せんせーを見つめていた皆であった;
そのきっかけとなったのは、雑誌の記事。
黄色い下着泥棒。ぬるふふふという不気味な笑い声。
どれもこれもが、殺せんせーを思い出させるようなことで…;
岡野「これ、完全に殺せんせーよね?」
三村「正直がっかりだよ」
片岡「こんなことしてたなんて(腕組み」
殺せんせー「ちょっと待って下さい!!;
せんせー、全く身に覚えがありません!!;(あわあわ&汗」
速水「じゃあ、アリバイは?」
殺せんせー「アリバイ?」
速水「この事件のあった当日深夜
せんせー、どこで何してた?」
殺せんせー「何って…
高度1万から3万メートルで上がったり下がったりしながらシャカシャカポテトを振ってましたが」
「誰が証明できんだそれ!!」
磯貝「皆よせ!!
確かに殺せんせーは小さな煩悩満載だ!
けど今までやった事といえばせいぜい…
エロ本拾い読みしたり
水着生写真で買収されたり
休み時間一心不乱にグラビアに見入ってたり
『手ブラじゃ生ぬるい。私に触手ブラをさせて』と要望ハガキ出して、たり…
くっ!先生、自首して下さい!!」背を向ける
殺せんせー「磯貝くんまで!!??;
失礼な!せんせーは潔白です!!
ケイトさんは信じてくれますよね!!!??;(涙」
そう肩を掴みながら言う中…
ケイト「…
うん、頑張れ(引きつり笑い」
殺せんせー「何をおおおお!!!??;(滝涙」ショック