第3章 フリーランニングの時間
烏間先生の周囲にある木の幹をもとに、幾重かつ縦横無尽に張られた。
それから、タッチ用の手袋を取ろうと木の枝で攻撃していた。
でも、その攻撃の時に使っていた木の枝にも
そのツタはくくり付けていて
ピンボールしながら攻撃し続けていた時も
ツタや木を足場にした時に
それらにひっかけながら、手袋のしてある右手への範囲を密にしていってたらしくて
手袋を咄嗟に取ろうとした時もまた
その左手ごと纏めて、縛り上げていったらしい。
あとはその木の枝を手袋へひっかけて
ツタ同士で引っかけてた部分の内、縛っていた部分の力が強まる部位を引っ張り
烏間先生の動きを
両手だけでなく、身体全体の方まで完全に止めたらしい。
そんな時、
律「タイムアップ!ゲーム終了です!!」
烏間「くっ!」
律の声と、悔しそうな烏間先生の声が響いた。
杉野「おおー!ケイトすっげぇ!!(微笑」
烏間「流石だな(微笑」
終盤は結構グダグダだったように感じるけれど
とても充実したように見えた。
ケイトちゃんのつけた日記は…
とても心がこもってて、見ていてホッとした。
読んでいて、その時に感じた事、思った事…
無駄じゃなかったんだって
僕等がした行動が些細なものでも、有難く感じてくれてて
本当に…
大事に想ってくれてるんだって、伝わってくるから(微笑)
そうして、僕はケイトちゃんに日記を返した。
渚「ありがとう、ケイトちゃん^^//」
ケイト「う…こっちこそ、ありがと//(汗」
顔を逸らしながら、恥ずかしそうに言うケイトちゃんに
笑いかける中…
カルマ「ケイト~、ちょっといい?(にやにや」
ケイト&渚『ぞぉ~~!!)・・;』
悪魔はやってきた!;
それから集合するまで
ケイトちゃんはカルマくんにいじられながら、僕を少し睨んでた;
ケイト「何で渡したんだよバカあああ!!;(ぽかぽか」
渚「ごめん;油断してた;(汗」
そう軽く殴られながらも、嬉しかった。
遠慮抜きに、向き合えているって解ったから…(微笑)
だっ!
ケイト「あ、待て!」
渚「お先に~!^^;」
これからも僕等は走っていく。
先の見えない、困難な道でもずっと…
それぞれの意思を抱えて、自由に……
思った方向へ、どこまでも走り続けていくんだ^^