第1章 カエデの時間
それらを見ながら、カルマくんたちも…
カルマ「へえ、完成度が高くなってるねー(微笑」
寺坂「なんで俺がヘッドロック決められなきゃいけねえんだ!!;」
カルマ「ケイトに昨日の休み時間でじゃれついたじゃん(悪魔笑い」
寺坂「あいつが一方的にじゃれ合ってきたんだろうがあ!!;
っていうか!
第一あれはじゃれ合いじゃなくてどつき合いだろうが!!・・;」
そう話し合っていた…;
渚「うーん;否定できない;(苦笑」
カエデ「確かにそうだね;(苦笑」
苦笑交じりになりながら、思い出してみると
それこそ、寺坂くんの言う通りで…;
昨日の休み時間
ケイト「竜馬ー。
一回ぶん殴ってもいい?」
開口一番に言われた言葉は衝撃的なもので…;
寺坂「驚)はあっ!!??;
何でいきなりそうなんだよ!!;」
寺坂くんも僕等も面食らっていた…;
ケイト「だってさ・・
なんかお前ら、遠慮してぶつけてこないじゃん」
寺坂「そ…そりゃあ、あれだ//
お前が、色々と抱え込んで言葉を飲み込んでばっかだからよ…
言うにも言えねえだろ。
もともと抱え込みやすいタチだってことぐらいは知ってるしよお(ぶつぶつ」
ケイト「それが気にくわねえんだよバカあああ!!」
寺坂「やめろバカあ゛あ゛あ゛!!!;」
突如、ヘッドロックを決められて…
寺坂「!!//
おい!//;今すぐ離れろマジで!!;」
腕を叩いていて、何だろうなと思ったら…
寺坂くんの後ろ頭に、ケイトちゃんの胸が触れていた…;
それのお返しとしてやってるんだろうけど
放課後は逃げられてたから(苦笑)
そんなこんなで、プリンは完成していって…
ケイト「360度…
上下前後左右に、魚眼レンズによるカメラを付けよう!
殺せんせーならどの角度からでも取られかねない。
1層と2層の境目に設置すれば死角はないはずだ」
竹林「そっちの方がより確実性が増すね(頷」
ケイトちゃんは最後まで、成功する方へ持って行こうと気にしていた;
無駄にさせたくないからこそだろうなって思ったのは…
皆、一緒だった。
こうして
僕等の日曜日は終わって、次の日の朝…
内側と外側から冷却されたプリンが、僕等の前に開けた。
(4月15日PM10:56~16日AM0:17、1~5(5ページ)更新)