第3章 フリーランニングの時間
だけど、そんな時に限って…;
ケイト「…」
渚「?移動しないの?ケイトちゃ…ん?;」
その時、目に入ってきたのは日記だった…;
何で今このタイミングで!?・・;
ケイト「もうちょっと待って。整理つくまでもう少し」
カルマ「へぇ~。日記つけてるんだぁ(微笑」
渚(あ、なんかやな予感;(たらー))
顎に手を当てながらにやにやするカルマくんを見て、やな予感しか湧かなかった;
だって、こういう時には決まって……
カルマ「じゃあ俺とのファーストキスについて書かれてるー?」
ケイト「いっ!!??////(ぼぉん!!」
カルマ「ほら見せてみせてみせてー!!(ぐいぐいぐい&悪魔笑い」
ケイト「やめてやめてやぁーめてぇ~!!><;(日記ホールド」
渚「っていうかこんなことやってる場合!!??・・;
早く逃げないと!!;」
カルマくんは悪乗りしてケイトちゃんを揺すって
ケイトちゃんは必死に日記を抱き締めてみせまいとしていた;
そんなこんなで、隣にいたからたまたま見えたんだけど…
そこには、結構たくさん書かれていた。
『9月1日、始業式。竹林、A組に。
何か事情があって、そうすることに決めたんだと思った。
だから、自分の居場所は自分で決めるべきだと言った。
その放課後、帰りに急に後頭部に鈍痛が走って
気付けば家にいた。
とっても心配そうだった。
と同時に、何かに対しての怒りも感じた。
だから、話したくなるまで聴かないでおこうと思った。』
渚「…(転校生が後ろから殴りつけた時の事まで書いてる」
『9月4日、カルマが警察ううううう;;;;;』
渚(そこ涙強調する所!!??・・;)
『心配したじゃんか馬鹿あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!;』
渚(うん;
ケイトちゃんの言わんとすることはよく解ったけど…
これってどうなの!!??;
日記っていうよりかは、ただのメモ!!?・・;)
『9月8日、竹林が帰ってきた。
でも、最近になって悪夢をよく見るようになった。
食欲がわかない。睡眠欲もわかない。
何でだろう…
嬉しいのに、楽しいのに…思い通りに体も心もついて行ってくれない。
辛いけれど、もし皆に言ったら辛い思いをさせるだろうし…
まだ、大丈夫。
きっと、勝手に治っていくに決まってる。』