第20章 冬休みの時間
どこまでも、ずっt
ケイト「危ない!!
そこは獣道で危ないんだ!気を付けて!!(あわあわ」
カエデ「う、うん^^;」
ずっと…
こうやっていたいな……
ケイト「良かった。猪が走ってった後だ(ほっ」
カエデ「たまに走るんだ…;」
ケイト「カエデに体当たりされたらどうしようかと思ったよ;
もー;(ドキドキ&胸押さえ」
たらたらと汗を流しながら言うケイトちゃんに…
カエデ「その時は護ってもらおうかな^^♪」
ケイト「当たり前だ!
傷一つ付けさせてたまるもんか!!(くわっ!&拳握る」
カエデ「あはは^^♪」
どこまで行っても、ケイトちゃんはケイトちゃん…
ケイト「行こう!カエデ(微笑」手を差し伸べる
カエデ「うん!^^(頷く」手を取る
こうしてまた、私たちは進んでいく。
カエデ「お弁当、何持ってきた?」
ケイト「決まってんだろ!現地調達だ!(キラーン」
カエデ「ええ!!??・・;
そんなの私聴いてないんだけど!;」
ケイト「当たり前だ!
驚かそうと思って、ずっと黙ってたんだから!!(にや」
カエデ「何で変な所カルマ君のがうつってんの!?;」
ケイト「感染病じゃないんだからうつるわけないだろ。
失敬な!(ぷんぷん&腕組み」
カエデ「十分影響受けてるよ!・・;」
そうワイワイと盛り上がる中…
カエデ「!…わあ…」
目の前に広がった、雄大な景色に息を飲んだ。
大きな、紅葉だった。
ケイト「結構年食ってんだって、この紅葉の木。
昔、父上と母上とも来たことがあるんだ。
ここに、二人以外を連れてきたのは…
お前が初めてかな(微笑」
そう言いながら、紅葉の木を黙ってみていた。
カエデ「へえ…」
ケイト「お前と同じだな(微笑」
私の方を向きながら言うケイトちゃんに、私は首を傾げた。
ケイト「ほら、楓(カエデ)」
カエデ「…あ!ホントだ!!(わああああ」
ケイトちゃんは
誰もが気付かなかったことを、いつも平気で指摘している。
ケイト「^^
カエデは、まるで光だな。
私には眩しいよ(にっこり」
よく言うよ…
いつも、私たちが笑ってられるのは……
中心に、ケイトちゃんがいてくれたからなんだから(微笑)