第18章 演劇の時間
次々に襲い掛かってくる銃弾をマッハで避けながら
殺せんせーは、猛烈に抗議しまくっていた;
殺せんせー「だって!
先生、劇の主役とか一度やってみたかったし!!
皆さんと一緒の舞台に立ちたいし!!」
狭間「いいわよ。書いてあげる」
殺せんせー「え」
狭間「標的やら暗殺仲間の望みを叶える脚本」
殺せんせー「ぱあああ)ほわああああああ/////(キラキラ&赤」
一気に水を吸った魚の如く、大興奮しだした。
磯貝「よし、せっかくだ!
本校舎の奴等を、興奮の渦に叩き込もうぜ!!」
その言葉に、
『おおー!!』
僕等は、一丸となった。
そうして、劇の当日…
律『桃です』(ナレーション)
『…』体育館に居る、E組以外の人たち
舞台から落とされた光の下には、殺せんせー(桃姿)が。
それから再びライトが一つ降り注いだ。
その舞台には、おばあさん役の神崎とおじいさん役の杉野がおり…
おばあさんに当てられていた。
ケイト「っていうか、食事時にやっていいようなものなのかな?;
重い内容だから、食欲がわかなくなるんじゃ;(ぼそ」
狭間「ふっ。
ケイト、よく覚えておきなさい。
こんな不幸、誰でもあるから気を付けて。
誰もが闇を抱えて生きているのよ、人ってのはね(にや」
ケイト「なんか、とっても楽しそうだぞ?・・;)
そ、そうか…
お前が楽しいなら、いいや(苦笑」
狭間「それよりも照明、間違えないようにね」
ケイト「あいよ」
狭間「あとで姐さんとして出るんだから」
ケイト「はいはい…
ってええ!!!!??;」
狭間「?言ったでしょ?」
ケイト「言われてないよ!!;」
狭間「カルマに伝えたわよ」
ケイト「伝えないでよ!!;」
狭間「親分はカルマだから、よろしく」
ケイト「ホントにどんな劇!!??;」
一部で騒がしくなっていることとはつゆ知らず
劇は、変な方向へと盛り上がりを見せていくことになった;