第18章 演劇の時間
三村「俺等これから受験だって時に!?;」
冬休みに入るまで、あと一週間と一日
=演劇発表会まで一週間である。
磯貝「クラス委員会で、浅野に文句は言ったんだけど…
そしたら、こう返されたよ。
浅野『短期間でセリフや段取りをきっちり覚えこなす訓練。
これも椚ヶ丘中の教育方針だ。
それに、どうせ君達だ。
何とかするんだろう?』って」
中村「言うじゃん、あいつ(微笑」
それに僕等は笑っていた。
不思議と、何か認め合っているかのようにも感じられて…
カルマ「渚くん、渚くぅ~ん」
渚「ん?」振り返る
カルマ「主役やんなよ、主役(微笑」
そう見せてきたプラカードには…
阿部定
『これ、僕のです』
女装した渚が
掌に象を乗せた、何とも奇妙な絵があった。
奥田「//」
ちなみに、それを見た奥田は赤面していた。
渚「また危なそうなオファーが来た;(苦笑」
ケイト「?
何で掌に象を乗せてるの?
僕のってのことは…
え…象さん!?・・//
何で掌の上に乗ってんの!!??;」
渚「そこは気付かないで欲しかったんだけど!!??//;」
そう騒がしくなって
赤面するケイトちゃんに突っ込んでから…
神崎「茅野さんは?」
カエデ「え?」
神崎「児童施設で演じた劇、凄い子供たちにウケてたよ?(微笑」
カエデ「え…あ、私は」
寺坂「中学生には通用しねえだろ。
幼児体型の奴に感情移入できねえからな。
ぶっはっはっはっはっ!^^」
カエデ「せいっ!!・・」
ケイト「おお、見事なカバン投げ;」
カエデ「私は小道具でもやりたいな^^」手をパンパン
杉野&渚『…;』
磯貝「じゃあ、メインのスタッフだけど…
監督は三村、脚本は狭間が適任か」
狭間「ん?」
磯貝「で、主役は」
殺せんせー「主役、やりたい(赤」
『やれるわけねえだろ!!国家機密が!!
そもそも大の大人がでしゃばってくんじゃねーよ!!』
一瞬で、教室のあちらこちらから銃弾が飛びまくっていた;