第16章 期末の時間 2限目
実際の所、E組は全校で3位の売り上げをたたき出した。
3-A(中学)、3-A(高校)、3-E(中学)
という結果になったわけなのだが…
後日、五英傑は理事長室に呼び出されていた。
それに対し、理事長は
学秀が、害する努力を怠ったと批判していた。
浅野「理事長先生、あなたの教育は矛盾している。
どうやったかは知らないが
E組は、この1年で飛躍的に力を伸ばした。
僕等選ばれたA組と張り合うまでに…
しゃくだが、僕自身も能力の伸びを感じます。
奴らが刺激になっていることは否定できない。
強敵や手しt…
いや、仲間との縁に恵まれてこそ強くなれた」
「今お前、手下って言いかけたろ!;」
浅野「弱い相手に勝ったところで強者にはなれない。
それが僕の結論であり
それは、あなたの教える道とは違う」
そう理事長に伝えると、3分席を外すように言われ
理事長「君の言う縁なんて
たった二言三言ささやくだけで崩壊する。
私が教える強さとは、そんな脆いものではない」
理事長は
学秀以外の五英傑にE組に対する憎悪を煽り、植え付け
期末テストは自身が取り仕切ると宣言する。
理事長「強くなければ何の意味も価値もない。
それを一から教えてあげよう」
そう、狂ったように笑う理事長の後ろで雷が鳴った。
雷雲と共に、11月が終わり
最後の決戦(期末テスト)が、始まりを告げようとしていた。